花マルブログ
なぜ、プレゼントは手作り?
岡:花マル塾といえば、お手製の小テスト、というイメージがあるのですが、市販のプリントを使っていたこともあるんですか?
丸:だいぶ前の話になりますが、ありますよ。
岡:市販のものに比べて、だいぶ手間がかかりそうですが、なぜわざわざ?
丸:いくつかの理由がありますが、一つ目は難易度の調節が楽、というのがありますね。教科書によっては難しすぎたり、簡単すぎたりします。お手製だと生徒により親身なテストが作れるんです。
岡:言われて見れば、すごく絶妙なレベル感でした。
丸:壁を乗り越えるには、適切な高さのステップが必要なんです。難しすぎる内容をやらせても嫌になってしまいますし、簡単すぎると時間が無駄になったり、張り合いがなくなってしまいます。
岡:市販のものでは細かいレベル調整は、できませんもんね。
丸:その通りです。
丸:二つ目は、問題文を面白くできます。皆の知ってる芸能人、キャラクター、クラスメートを英語や数学の文章題に入れることで、話が生き生きとしてくるんです。
岡:それは、僕も感じていました。問題にクラスメートの名前が出て来たときは、くすくす笑えました。おかげで小テストにあまり抵抗なく取り組めましたねー。
丸:学校の教科書なんかは、ボブとかメアリーとか全く関係がない人が出てきて、当たり障りのない会話をしますが、とても無機質です。知ってる人や物が出てくると、臨場感がでてくるので、子供たちが本気で取り組み、ケアレスミスなどをくやしがります。
岡:なるほど、実際に生徒たちに変化はありましたか?
丸:やっぱり、楽しみながら解いてくれるようになったな、と感じます。くすくすと笑いながら解いているので、楽しそうに感じます。生徒の時、実際どうでした?
岡:その通りでした。小テストを解くのは楽しかったです。それ以外にも、前回の内容だけでなく、それ以前の内容も出てくるため、安心しきれない。「先生ならこういうところ突いてきそう」みたいな駆け引きも楽しかったです。
丸:そこも狙いの一つに入っています。
岡:そのほかにこだわりはありますか?
丸:英語であれば、単語はなるべくランダムにしたり、先週ちょっとだけ出た単語をおぼえてるかな?といった感じで混ぜ込んだりしています。
岡:なるほど。丸山先生は、本当にできるかぎり近い距離で、子供たちに接されているんですね。
丸:そのように心がけています。