花マルブログ
寄席
こんにちは。原です。
先日、新宿の末廣亭に行ってきました。落語は昔、学校の授業の一環として見たことがあるような気がしますが、寄席に行って落語を見るのは初めてでした。
コロナの影響で、人数が制限されていたり、お客さんはマスクを着用していたりしていましたが、初めての寄席では、とても楽しい時間を過ごすことができました。貴重な機会をくださった丸山先生に感謝です。
寄席では落語だけでなく、講談や漫才、手品、曲芸など様々な演目があり、テレビ番組がコロコロ変わっていくかのようでした。寄席にいるだけで、教養になる話が聞けたり、驚くような技を目の前で見られたり、思わず笑ってしまったり、と様々な体験ができます。テレビのない時代はこういった方法で娯楽を楽しんでいたことを実感しました。
落語はいつから始まったのだろうかと気になって調べてみたところ、落語の始まりは、室町時代末期から安土桃山時代にかけて、戦国大名のそばに仕え話の相手をしたり、世情を伝えたりする「御伽衆(おとぎしゅう)」と呼ばれる人たちだったとのこと。御伽衆の人たちの中には、話に落ちをつけた形式で説教をする人たちがいて、それが落語のもとになっていったそうです。そのほか講談や浪曲などそれぞれルーツがあり、どれも興味深いものばかり。歴史を感じるとともに、現代になっても残る日本の文化を大切にしたいという気持ちにもなりました。また機会があったら行ってみたいと思います。
参考
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落語芸術協会 https://www.geikyo.com/index.php
文化デジタルライブラリーhttps://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc20/index.html