「今から遊びに行っていいですか？」
夏休み中のある夜、帰ろうとしていたところ、突然の連絡がありました。

送り主は、かつての生徒。時計を見ると、夜の10時を少し過ぎたころ。なんと、12人も一緒に来るというのです！彼らは現在、大学3年生。もう随分と大人になったのかしら、と、久しぶりの再会に、少しドキドキしていました。
 
いざ生徒たちが現れると、えっ、誰だっけ？と思うくらい、みんな素敵な大人になっていました。
彼らはあっという間に部屋を賑やかにして、すぐにそのエネルギーに引き込まれました。みんなそれぞれ、大人びながらも、どこか中学生の頃の面影を残していました。
さっきまであった緊張は、いつの間にか、今まで感じたことのない、言葉にできない嬉しさに変わっていました。
 
夜10時を過ぎたというのに、みんなでボードゲームを広げ、笑い声が絶えない時間となりました。「よっしゃ！」「うわー！」といった声が飛び交い、ゲームが、楽しさをさらに増してくれました。それぞれが今の生活、将来や、当時の思い出について語り、話を聞きながら彼らの成長を実感しました。彼らは、様々な葛藤と、未来に向けての様々な挑戦をしていました。そんな姿を目の当たりにして、胸がいっぱいになりました。
 


みんな生き生きとしていて、たくさんのエネルギーをもらったような気がします。
 
あっという間に時間が過ぎ、気がつけば窓の外は白くなっていました。。。ずっと笑顔で、笑い声が響き渡る一夜でした。今までにも、嬉しい再会はたくさんありましたが、久しぶりの再会がこんなにも楽しいとは。
夏期講習、朝からの授業が終わった夜なのに、眠いとは感じなかったです。
 
生徒たちが帰るとき、ふと、「これからも、いろんな生徒の、素敵な成長を見守り、サポートしていきたい」と感じました。
 

この夜は、私にとって、かけがえのない一夜となりました。久しぶりに再会した彼らと過ごした時間は、一生忘れない思い出の一つです。また、いつでも遊びに来てほしいと、心から願っています。こんな素敵な時間を共有できる生徒たちに恵まれたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。